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20162/7

沖縄・球美の里 52次保養ボランティアに参加して

 52次保養のボランティアとして沖縄に行ってきました。
福島の子どもたちのための施設で、ボランティア募集もしていると知ってから、“いつかは・・”という思いが実現しました。体力的に持つかどうか、一人旅など心配な点もありましたが、充実した10日間でした。
 薄暗くなった山道を迎えの車に揺られてあがったところに「沖縄・球美の里」がありました。沖縄本島からプロペラ飛行機で25分のところにある久米島。元陶芸工房の跡地ということでしたが、沖縄独特の赤瓦屋根の工房を宿泊施設として改修し、その隣に新たな宿泊施設を併設し、周りに図書館、保健室、遊戯館(窯跡、通称ピラミッド)が配してあります。球美の里は、2012年7月、フォトジャーナリストで月刊誌DAYS JAPANの編集長だった広河隆一氏(現DAYS JAPAN発行人)が中心となり、沖縄県の久米島に設立した福島の子どもたちのための保養施設です。10日から2週間の日程で順次、子どもや母子を無料で受け入れています。
 到着して驚いたのは、全国各地からかけつけたボランティアの多さです。お世話係りとなって子どもの見守りをする方はもちろんですが、羽田で飛行機の手配をしてくれる「羽田ママ」の方々、受け入れ準備や後片付けだけに来ている方、プログラムの講師など、球美の里のスタッフも加え、常時15名前後のボランティアがいました。お世話係りの中には保養経験者もいて、同郷の頼もしさも感じさせられました。保養は、このような福島を忘れない方々に支えられて行われていることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。子どもたちは、このようなスタッフやボランティアさらには地域の方々とのかかわり、さらにプログラムを通して沖縄を実感できたのではと感じました。
 なお、保養で細心の注意を払われていたのが感染症予防です。コップは各自のもの、手洗い、口にするものは球美の里が提供するものだけという徹底ぶりです。そんなわけで食事時には、待ち構えてお代わりの列に並ぶ姿も保養後半になるにつれ増えていました。健康的になって帰ってもらいたいという思いの詰まった保養でした。
 海で思いっきり遊ばせたいという思いから参加させている方もいて、線量に関係なく利用して欲しいと感じます。ただ、いわきと郡山からの早朝出発のため、福島市周辺の子どもの参加は少数でした。福島出発があれば、福島市周辺の子どもたちも利用しやすいのではと思いました。
                                    (arai)

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