ごあいさつ

認定NPO法人ふくしま30年プロジェクト 理事長 佐原真紀

 
平素より、弊法人の運営にあたりましては、格別のご理解、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
今年 ( 2021 年) は、東京電力福島第一原子力発電所事故から、丸 10 年を迎える年となりました。そして、弊法人も団体発足から 10 年、法人化してからの活動期間も 9 年になります。ここに一つの節目として、一言ごあいさつ申し上げます。

当たり前にできていたことが、当たり前ではなくなった原発事故後の福島。
そして当たり前にできていたことを止められ、自粛を促され、思うように動けない我慢だらけの 2020 年以降の今の日本。 10 年前の原発事故を彷彿とさせるコロナ禍のなかで、昨年は初心を振り返る機会となりました。
2011 年に活動を開始した私たちは、市民がその時々で持つ放射能への不安に対し、選択ができるような判断材料を提供しようと活動を続けてきましたが、ここまで続けてくることができたのも、皆さまからのご支援があってこそだと思っております。
セシウム 137 の半減期は 30 年かかるということから、30 年は子どもたちの未来を見守っていきたい。
そんな想いからの「ふくしま 30 年プロジェクト」の活動は、今後も続いてまいります。
まだまだ長いみちのり、皆さまと共に歩んでまいりたいと思っております。
今後とも、認定NPO法人 ふくしま 30 年プロジェクトの活動にご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2021 年 5 月



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