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福島市 家庭の食品中に含まれる放射性物質の測定結果 平成27年9月より
10月20日付けで福島市の9月分の持ち込み食品放射能測定の結果が発表されていました。
ご家庭の食品中に含まれる放射性物質の測定結果をお知らせします(10月20日更新)[魚拓]
その9月分の測定結果から表を作成しました。
測定件数は破壊式26件と非破壊式1,472件を合わせて1,498件となっていて、昨年より546件減り26.7パーセント減少しています。昨年は非破壊式放射能測定器の導入もあってか、一昨年の1,099件から倍の2,044件に増加しましたが、今年は再び減少に転じています。
その中で最も高い数値を検出したのは、きのこのイノハナで、102,878Bq/kgとなっています。ついで、34,697Bq/kg、19,253Bq/kgと上位はイノハナが占めています。昨年は南相馬市で測定したマツタケが102,900Bq/kgでしたが、福島市では今年、イノハナが10万Bq/kg超えの検体となりました。【表01】
また、基準値の100Bq/kgを超えた物のほとんどが野生のきのこと栗という結果になっています。春先の山菜と同じように、秋に採れる野生のきのこと栗については引き続きセシウムの汚染が続いているということが分かります。
主だった100Bq/kg超の品目【表01】
そして、きのこ類と栗について放射性セシウムの検出率を表とグラフにまとめました。下記【表02】【図02】を参照してください。
きのこ類は全体でいうと、71%が放射性セシウムを検出していて、100Bq/kgを超えているの物も49%になっています。また、栗については放射性セシウム検出は44%、100Bq/kgを超えたものは16%となっています。
きのこ類は今回のように除染が行き届かない地域にある野生のきのこが依然高い検出率になり、そして100Bq/kgを超える物も多く、高止まりしている事がわかります。その中でも、イノハナは地域にかかわらず、測定した検体が全部100Bq/kgを超えていて、最も高い10万Bq/kg超もこの品目でした。今回のイノハナの結果は、まるで山菜におけるコシアブラのような感じです。(ちなみに昨年9月の福島市の持ち込み測定でのイノハナの数値は26,880Bq/kgでした → 福島市の平成26年9月1日から9月30日の測定結果より「きのこ」について)
分類別検出率【表02】
そして、きのこ類と栗については公開されているデータから表を作成しました。(全ての検体のデータは公開されていません)
これら以外の物はほとんど検出されていなかったので省略しました。
きのこ類と栗 (福島市 食品中に含まれる放射性物質の測定結果 平成27年9月より抜粋)

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