アーカイブ

助成団体

東北3.11基金

このサイト作成には、
「一食(いちじき)福島復興・被災者支援」事業の助成の一部を使用しています。

放射能測定支援

未来の福島こども基金
未来の福島こども基金

株式会社カタログハウス
週刊通販生活

プレマ株式会社(プレマ基金)
プレマ株式会社(プレマ基金)

福島県有機農業ネットワーク
福島県有機農業ネットワーク

市民放射能測定データサイト
みんなのデータサイト

© 認定NPO法人 ふくしま30年プロジェクト All rights reserved.

「切干大根プロジェクト」

福島県原子力センター福島支所

 
 以前にも書きましたが「切干大根プロジェクト」は「平成 24 年度農業分野における放射性物質試験研究成果説明会」での発表(いわゆる郡山での切干大根実験によりセシウムの再浮遊の確認証明)、それに触発されて切干大根を福島市各所で作り測るプロジェクトです。福島市方木田には福島県原子力センター福島支所があり、そこで定時降下物のモニタリングをしているのですが今一ピンとこないのではないでしょうか。
 タオルといった身近な物に付着しているのを確認する事で実感がわくというのを前の実験で感じましたのでそれを推し進めた形で今回は複数箇所で測定しました。ここいら辺の経緯は発起人が改めて書きますので流れだけを記していきます。

 兵庫県産の大根をまずゲルマニウム半導体検出器で測定してセシウムに汚染されていない事を確かめ その後各スタッフに渡し、一週間外干ししました。
まず、兵庫県産の大根とその測定値です。

            Ge半導体検出器で54000秒(15時間)測定。
            Cs-134 不検出(<0.21Bq/kg)
            Cs-137 不検出(<0.30Bq/kg)

これを12月中旬に一週間外干ししました。外干しした結果はこちらになります。

福島市渡利
福島市大明神
福島市御山
福島市笹谷

四カ所分を測るのに何故五検体あるかというと、イレギュラーで室内干しの物が持ち込まれたからです。ただ、この検体は原材料の産地も福島市飯坂町ですし、干す前に測定していないので比較出来る対象ではありません。
以下、測定結果を載せます。

【切干大根プロジェクト [原産地: 兵庫県] 】
種類 Cs-134 Cs-137 Cs合算 採取地
切干大根 92.5±4.93 Bq/kg 143±6.12 Bq/kg 235.5±7.86 Bq/kg 福島市渡利
切干大根 42.8±3.21 Bq/kg 58.3±3.93 Bq/kg 101.1±5.07 Bq/kg 福島市大明神
切干大根 12.9±1.95 Bq/kg 20.3±2.31 Bq/kg 33.2±3.02 Bq/kg 福島市御山
切干大根 10.5±1.70 Bq/kg 15.8±2.07 Bq/kg 26.3±2.68 Bq/kg 福島市笹谷
参考
切干大根
(飯坂町原産
FF式ファンヒーター前室内干し)
ND(<2.16 Bq/kg)
(ピークは見えるが
測定時間切れ)
3.99±0.81 Bq/kg 3.99±0.81 Bq/kg 福島市大明神

見事に数値がばらけました。次に大根を干しただいたいの場所をGoogle earthに重ねてみました。

 
次に各干した場所、まずは渡利(二階のベランダ)ですが線量計の数値に注目です。
4.684μSv/hを表示していますが、放射性物質が板に染み込んでしまったのでしょう。

 
大明神のみ三階です。

 
御山(二階ベランダ)線量計の数値は0.425μSv/h、渡利の10分の1ですが空中(ベランダ床より1m位?)でこの値ですから十分高い数値です。

 
笹谷も二階ベランダで御山と同じようにネットに入れての干し方です。
 
 非常に興味深い結果になりました。セシウムが舞っているのがより分かりやすい形で見ることが出来ましたし、もっと各地で進めていこうと思います。
また、この一回目のテストについては今回とは別に発起人が書きますのでお待ちください。

                                                   (あべひろみ)

Share Button

関連記事

告知

【告知】オンラインセミナー「福島第一原発事故の教訓を伝える」

原発事故の教訓を継承する施設としての 東日本大震災・原子力災害伝承館の役割とは? 事故の教訓をどう伝え、生かしていくべきか。 …

告知

202110/14

【告知】山形県大江町「秋のやまさぁーべキャンプ」参加者募集

山形県大江町の豊かな自然のなかで、梨狩り体験、梨のスイーツづくり、稲の脱穀体験、ウォータースライダー&ドラム缶風呂など秋の里山を楽し…

告知

【告知】オンラインセミナー『原発事故被害の「否認」を乗り越える』録画映像配信

【オンラインセミナー再配信】 8月21日に開催した清水奈名子准教授のオンラインセミナーの録画動画を再配信します。 今回は清水准教授の…

告知

【告知】オンラインセミナー『原発事故被害の「否認」を乗り越える』

「次世代に原発事故の教訓をどう伝え、生かしていくべきか」  弊法人の10年間の活動のうち、「記録を残す」ことに意識的になったのは清水奈…

コシアブラ (2021年4月~6月) – 福島県内自治体の農産物持ち込み検査より抜粋 –

 4月から6月にかけて、福島県内の自治体が行った自家消費用農産物の放射性物質簡易検査の結果から、採取地や数値が公開されているコシアブラを抜粋…

ページ上部へ戻る
Translate »