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雑記

20143/17

「怒涛」といえる3年間でした

やっと長男が中学校を卒業した。
私も解放された気がする。自由だ。そして気が抜けた。
卒業式でPTA会長さんが、原発事故以降、数回に渡って除染作業(保護者の協力により)
をしたり、

真夏でも窓を閉めっ切っての授業、通学や外での活動はマスク、長そで、長ズボンでなど、

今まで経験したことのない活動を行い、大変な学校生活を子どもたちがしてきたことを振り返った。

息子たちの年代は震災により小学校の卒業式ができなかった。

だから、中学校の卒業式には両親揃って出席が多かったように思う。

卒業証書を頂いたあと、保護者のところに子どもが来て

花束と手紙を渡した。

みんな泣いていた。(笑っていた人もいたかな)

私は、その手紙の内容が、本当に正直な気持ちが書いてあったので少しびっくりした。
(男だし、年齢てきなものを考えると)
もちろん、それは嬉しかったし涙が自然に流れた。
震災がなかったら、避難しなかったら、部活も外でやらせてあげれてたら

(中でやる選択をした子は、2012年3月の時点で残ったのは、息子とその友達2人だけ)
何か違ってたのかな?
このことを主人に問いかけたら、
「それはやっぱり違ったんじゃないかな。」といった。
どちらにしても、良かったところとそうじゃなかったところとあるだろう。
なにかのせいにするのは嫌だし、だからって人生の時間が戻るわけではない。

毎日、放射能のことをピリピリしながら考えるということは実際にはなくなってきた。

だけど、買い物や外での活動の時などはやっぱり考えざるを得ない。

放射能のことがあって

正直、友達の整理もできた。
本当に会いたいと思う人としか会わなくなったし。

2011年頃は、こんな日がくるとは思えなかった。

今は、穏やかな日々が増えてきて、日常があって、ケンカしたり笑いあったりできる心の余裕ができてきたように思う。

憐れまれることのないように望む。

ただし、放射能の問題が終わったわけではないということを、忘れてはならない。

               e  えみこ

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