© NPO法人 ふくしま30年プロジェクト All rights reserved.
ネコに小判・お札と原発事故
人間ってどこに向かっているのだろう。
財布の中のお札を、飼っているうちのネコ、メロンちゃんの頭に乗せてみた。
う~ん、似合わない。
まさしくネコに小判だ。
何も持たないで生きている。
かっこいい。
飼い猫なので餌はもらえるけど、それにしても、いい。
去年からずっと断捨離をしている私。
ベッドをなくしたり、思い出の洋服を捨て、本も厳選して処分。
捨てられないものの一つにCDがある。
いまは、携帯電話からでも昔の曲が聴けるのになぜ捨てられないのか。
好きな曲を忘れるのが恐い。
忘れるくらいならたいした好きでもないような気もするが、
なんか忘れたくない何かがあるんだろう。
あの時、あんなことがあったなあ、とかそういう感覚。
あとはもらったタオルとか鍋、ぬいぐるみとか、毎年行く陶器市で買う素敵な器。
亡くなった両親の思い出の品もある。
震災後すぐは、
私、リュックひとつで旅ができるわ
と思っていたが
また、いわゆる普通に戻ってしまってガッカリしている。
年末に友人の家の断捨離に行き、今週末にも別な友人から断捨離要請があり行く予定。
もし、また
福島の原発で何かあったら
すぐ逃げなければならない。
その時は、身一つだろうが、バッグにだけ入る
本当に大事なものを 厳選しておかなければならない。
そのほかの問題のひとつとして、
4匹いるネコをどうやってつれていくのか
ということもあるんだよ 。
それから、
実は、写真もだいぶ減らした。
子どもを撮ったビデオも。
最近気づいたのだが
私は、過去のことをあまり振り返らないタイプらしい。
近所の親しい友人とそういう結論になった。
子どものビデオなんて一度も見たことがない。
ということは、これからも見ないような気がする。
今はやりたいことがたくさんあるから、あと30年位しか生きられないとなると短いと
この間、少しだけ焦り、友人に、いつまで生きるつもりかと問いただされた。
今年は、野生の生き物に近づきたい。
あまり大きい声では言えないが。
健康第一、心も体も
e えみこ
【告知】1月28日開催オンラインセミナー「原発災害と研究者 -チョルノブィリ原発事故(ウクライナ)の研究者が見つめた日本の原発災害-」
ロシアのウクライナ軍事侵攻により、ニュースでチョルノブィリ(チェルノブイリ)原発の名称が流れ、あらためて、かの原発がウクライナに所在すること…
【告知】12月17日開催「東日本大震災・原子力災害伝承館/とみおかアーカイブ・ミュージアム」日帰り見学ツアー
NPO法人ふくしま30年プロジェクトは2022年12月17日(土)に、「東日本大震災・原子力災害伝承館」及び「とみおかアーカイブ・ミュージア…
【告知】オンラインセミナー「原発事故とジェンダー 誰が事故の被害を語ることができるのか」
下記リンク先では、地域の声を把握するためには世帯単位の「戸」ではなく、個人単位の「個」へのアンケートの必要性についての論考が述べられています…