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福島に戻ってきて3週間です
次男が入学した福島市西地区にある比較的放射線量が低い小学校。
PTAの総会の時に校長先生が
「子供たちが外活動をする時には充分気をつけていきたい。風が強い時には外に出ない、手洗いうがいは徹底させる。」
とお話されていました。
まったく無関心ではなかったことに安心したものの、
私がその学校に通わせている第一の理由は、なかなかおおっぴらには言えずにいます。
役員になったので、ちょっとずつ先生に話してみようかな。
汚泥も測定してみようかな。
教育講演会にもいろいろ盛り込んでみようかな。
線量が低いと言われているから、逆に放射能のこと話題にしやすいのもあったりして。
今年の5月の運動会はお昼はどうなるのか。
まさか、まだ食べないと思うけど。
東北六魂祭が6月1日、2日に福島市で行われ、
県外からたくさんの人たちが訪れる。
ティーンエイジャーもたくさん参加するはず。
うちの長男もダンスで参加する予定。
それをヤメロとは、やっぱり言えない、
ここで暮らすにはどこかで折り合いをつけないと、というのは
正直ある。
子どもを守るためにはと考えると
頭が沸騰しそうになる。
楽しそうな子ども顔、
保養に行ってたくさんの人たちと出会い、
福島から一緒に行った子どもたちとも出会うはずはなかっただろう。
いいこともたくさんあった。
でも、なんで保養に行ってんだっけ?
e えみこ
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