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ただの母のはなし 支援って 支援って
関西に避難したときもそうだったが、
あえて少ないところを選んだつもりでも、fukushima の人に会う。
いま、私は福島市在住なので、いやおうなしにお会いする。
時間制限で入る自宅
の、話をテレビや新聞でよく聞くが
直接お話を聞くのはなんとも気持ちが揺さぶられる。
本当は私にだって、言ったってわかってもらえないと思う部分もあるだろう。
子どもだって、新しい生活に慣れてきて、帰りたくないというのが多い意見だ。
一番困るのが、部屋の(仮設等)狭さだと知り合いのお母さんは話した。
子どもが中学生ともなると、2DK(しかも4畳半ずつ) はちょっと辛い。
ただでさえ、親の顔を見るのが嫌な時期。つねにイライラしている様子を
何を贅沢な、などとどっか遠くの家さえないような遠い国のことは
みんな、広い庭と家を持てるようなのどかなところにいた人たちが多い。
我慢強い。
もっと声を上げるには
日々の生活をなんとかやりとげて、それからだ。
それは、かなり難しい。
私も、小学生の子どもを学区外通学させている送り迎えと
それに、子どもは一人じゃない。
うちは、もう一人は受験生だし、これまたいろいろある。
支援ってなんだろう。
受けたい支援とはなんですか、とよく聞かれたなぁぁ。
気持ちをかきみだすようなことをしないでいただきたい。
私の いま の正直な気持ちはこれである。
明日は全然違うかもしれないが。
e えみこ
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