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【震災後の生活について考えてみよう】 ~生活に密着した放射能測定データをもとに~
5月26日に開催した、ふくしまくらす交流会のご報告です。
ふくしまくらす交流会
【震災後の生活について考えてみよう】
~生活に密着した放射能測定データをもとに~をテーマに、これまで実験的に行ってきた「切り干し大根プロジェクト」や「タオルの外干し」で得られたデータを使って話し合いました。
今回は『みんなの家@ふくしま』さんとのコラボ企画で、参加者は24名、スタッフも入れると30名以上。普段からみんなの家を利用されている、自主避難から戻られた方や、この春に自主避難から戻り、まだみんなの家に訪問した事が無かった方。また、不安を感じながらもずっと福島で生活していたお母さん方が一緒に話しあえる場となりました。それにプラスして、世田谷、神奈川、山形等で保養の受け入れをして下さっている方々や、現状を聞きたいというライターさん等、色んな立場で話しをすすめる事ができました。
みなさん自己紹介では初めての方が多い中、「いつまで、どこに避難してて。今こんな事に気をつけていて。生活の中では何が心配で」といった自分の考え、選択の振り返り等…。今の福島では、そういったことを堂々と話せる場って普段の生活の中ではなかなか無いので、皆さんの様々な想いが共有された時間でした。
勉強会や講演会とは違う、一方的な話を聞きに行くだけじゃない、自ら話して参加しに行く感覚での交流会の大切さを実感しました。
そしてタオル外干し実験、ご自宅で希望する方、まだ募集中です。お声かけ下さい!
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