© 認定NPO法人 ふくしま30年プロジェクト All rights reserved.

震災から3年になります
今日は2014年3月3日。
もうすぐ東日本大震災から3年。
テレビや新聞などもその話題が多いですよね。
終戦の日が近づく頃に盛り上がる現象に似ている。
その時盛り上がって、その日が終わるとまた来年ね~という感じ。
久しぶりに津波のシーンを見たりして、辛い気持ちになる。
2月の中旬の大雪の時に、渋滞を避けて歩いている人を沢山見たが
友達が、震災を思い出したよねと言っていた。
あの時、水や食料や燃料を求めて大変だったよね。
ほんとに大変だった。
言葉では一言で終わるが
私のピークは
自衛隊が原発にヘリコプターで水をかける、かけた時。
どっか違う世界に行ったり来たりしたような感覚だった。
避難できないまま夏休みだけ一時避難し
福島市に戻ったあと私の精神状態はピークを迎える。
夜、いきなり自分の髪を30センチ切ったのである。
放射能がなんたるかなど本を読み体の影響を知るたび、子どもの学校生活とのギャップに悩み、なにもできない自分を責め続けての無意識のうちのストレスの発散だった。
いまは、それ程のストレスはないが
映像を見たりすると心臓がバクバクするので自分でもびっくりする。
この間、2011年の夏に収穫したブルーベリーを2013年に測定したら
セシウム134と137合わせて30Bq/kgという数値がでた。
2年前だったら40Bq/kgくらいになるかな。
やっぱり、ブルーベリーは取り込むなぁ。
義理の母が作ってくれたジャムなんだけど、子どもに食べさせなくて良かった。
でも、心は痛む。
3年といえば
恋愛や結婚でも一区切り、色々あったりする年月である。
何か大きく変わるような気がしてならない。
変わってほしいのか
変わってほしくないのか
自分自身が揺らがなかれば何も変わらないのだけど。
次年度の目標
子どもに伝えることをしたい。
自分の子どもだと反発もあるだろうから、上手に伝えたいな。
まずは、放射能を取り込みやすい食品とかかな。
場所についても再確認して、
マイナスに思える情報ばかりだとうんざりするだろうから
福島の良いところとか
日本食の素晴らしさなんかも盛り込んで
行けたら良いな。
たぶん、私が
そうしなければ罪悪感の塊になってしまうだろうから。
e えみこ
【告知】オンラインセミナー『いかに人々が「科学的」に惑わされてきたか』
オンラインセミナー 福島第一原発事故後に周りから醸成された、今は非常時でないという「空気」への違和感を感じていました。また、行政に対して…

【告知:オンラインセミナー再配信】「福島第一原発事故の教訓を伝える」東日本大震災・原子力災害伝承館が本来担うべき役割とは?
2021年11月21日に開催した後藤忍准教授のオンラインセミナーの録画動画を再配信します。今回の再配信では後藤准教授の参加は無いので、11月…