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201412/26

福島県「県民健康調査」検討委員会 配布資料 2014年12月25日より、甲状腺検査市町村別悪性ないし悪性疑いの108例

2014年12月25日に開催された福島県「県民健康調査」検討委員会での配布資料より、甲状腺検査の先行検査と本格検査分を抜粋しました。

県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)」結果概要


「県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)」結果概要【暫定版】」 より抜粋した分を追加します。
[ 2014年12月28日 22:50 ]

穿刺吸引細胞診等結果概要
細胞診等結果
穿刺吸引細胞診を行った方のうち、109人が「悪性ないし悪性疑い」の判定となった。
109人のうち、これまでに85人に手術を行い、手術後の病理診断の結果、1人が良性結節、84人が甲状腺がんと確定診断されている。
109人の性別は男性38人、女性71人であった。また、二次検査時点での年齢は8歳から21歳(平均年齢は17.2±2.7歳)、腫瘍径は最小5.1mmから最大40.5mm(平均腫瘍径は14.1±7.3mm)であった。また、穿刺吸引細胞診の結果、「悪性ないし悪性疑い」とならなかった方は、概ね6か月後または1年後に通常診療(保険診療)となる方等であった。

平成23~25年度実施対象市町村細胞診結果(平均年齢と平均腫瘍径の( )内は範囲を示す)

 ア 平成23年度実施対象市町村
 ・悪性ないし悪性疑い 15人(手術15人:良性結節1人、乳頭癌13人、低分化癌1人)
 ・男性:女性 5人:10人
 ・平均年齢 17.3±2.0歳 (13-20歳)、震災当時15.7±1.9歳(11-18歳)
 ・平均腫瘍径 14.1±6.6㎜(6.0-33.0 ㎜)

 イ 平成24年度実施対象市町村
 ・悪性ないし悪性疑い 56人(手術 50人:乳頭癌 49人、低分化癌1人)
 ・男性:女性 21人:35人
 ・平均年齢 17.2±2.7歳 (8-21歳) 、震災当時14.9±2.6歳(6-18歳)
 ・平均腫瘍径 14.5±7.8㎜(5.2-40.5 ㎜)

 ウ 平成25年度実施対象市町村
 ・悪性ないし悪性疑い 38人(手術20人:乳頭癌19人、低分化癌1人)
 ・男性:女性 12人:26人
 ・平均年齢 17.2±3.0歳 (11-21歳) 、震災当時14.4±2.8歳(8-18歳)
 ・平均腫瘍径 13.4±7.0㎜(5.1-35.9 ㎜)

 アからウの合計
 ・悪性ないし悪性疑い 109人(手術85人:良性結節1人、乳頭癌81人、低分化癌3人)
 ・男性:女性 38人:71人
 ・平均年齢 17.2±2.7歳 (8-21歳) 、震災当時14.8±2.6歳(6-18歳)
 ・平均腫瘍径 14.1±7.3㎜(5.1-40.5 ㎜)


県民健康調査「甲状腺検査(本格検査)」実施状況


「県民健康調査「甲状腺検査(本格検査)」実施状況」 より抜粋した分を追加します。
[ 2014年12月28日 22:50 ]

穿刺吸引細胞診等結果概要
細胞診等結果
穿刺吸引細胞診を行った方のうち、4人が「悪性ないし悪性疑い」の判定となった。
4人の性別は男性3人、女性1人であった。また、二次検査時点での年齢は10歳から20歳(平均年齢は15.5±4.8歳)、腫瘍の大きさは7.0mmから17.3mm(平均腫瘍径は12.0±4.4mm)であった。また、穿刺吸引細胞診の結果、「悪性ないし悪性疑い」とならなかった方は、概ね6か月後または1年後に通常診療(保険診療)となる方等であった。
なお、4人の先行検査の結果は、A判定が4人(A1が2人、A2が2人)であった。

平成26年度実施対象市町村細胞診結果(平均年齢と平均腫瘍径の( )内は範囲を示す)

 平成26年度実施対象市町村
 ・悪性ないし悪性疑い 4人(手術実施0人)
 ・男性:女性 3人:1人
 ・平均年齢 15.5±4.8歳(10-20歳)、震災当時12.0±5.0歳(6-17歳)
 ・平均腫瘍径 12.0±4.4㎜(7.0-17.3㎜)


細胞診等で悪性ないし悪性疑いであった4人の年齢、性分布

平成23年3月11日時点の年齢による分布
二次検査時点の年齢による分布


今回発表された2巡目で甲状腺癌疑いとなった4人の震災当時の年齢です。

男:6歳、10歳、17歳
女:15歳

これらの子たちは事故当時、福島市、伊達市、大熊町、田村市で生活をしていたとなっていますが、どの子がどこ出身かは非公開となっています。

そして、配布資料(甲状腺検査)から先行検査で出た悪性ないし悪性疑いの108例を市町村別に福島県の地図(フリー素材)に書きこんでみました。
そのまま、市町村別にしたものと、広域行政圏で分けて10万人あたりの人数で書きこんだものです。



1巡目の癌、癌疑いは6月30日現在のデータよりも郡山市といわき市でそれぞれ2人づつ、会津若松市で1人増え、108人となりました。また、2巡目の4人を合わせると計112人となっています。
手術をしての癌の内訳は、乳頭癌81人、低分化癌3人、良性結節1人です。
ただ、甲状腺学会に出した論文からの抄録だと、濾胞癌が1人になっています。
これは?



ちなみに乳頭癌とは?
「ゆっくり発育し、性格がおとなしい症例が多い」
解説の魚拓

濾胞癌とは?
「ゆっくりと発育しますが、大部分は性格がおとなしいものです。また、一部には肺・骨などに転移するものがあり、進行すると反回神経(声を出す神経)や気管に侵潤することがあるといった特徴があります」
解説の魚拓

そして低分化癌とは?
「低分化がん:さかんに分裂をしている未成熟の細胞ががん化したもの。細胞分裂のスピードが速く、増殖、転移が多く見られる。悪性度の高いがんと言われます」
解説の魚拓


また、22時からはTBSラジオ「荻上チキ・Session-22」において、『福島第一原発事故の健康調査、福島県の子ども4人に「がんの疑い」の診断』のタイトルで取り上げられました。

 

podcast分を追加します。 [ 2014年12月26日 12:30 ]

以下、ラジオの聞き書きです。

★福島第一原発事故の健康調査、福島県の子ども4人に「がんの疑い」の診断
TBSラジオ・原発担当:崎山敏也記者
「福島県は様々な分野で健康調査をしている中で、子どもの甲状腺検査についての検討委員会が開かれた」

↑ について。
今日の検討委員会はそれだけじゃないけど、他は注目度が低いから、しょうがないか。

TBSラジオ・原発担当:崎山敏也記者
「2巡目が今年の4月から始まった。6万人を検査した中で4人が甲状腺癌疑いとなった」

TEL解説:ジャーナリスト藍原寛子さん
「事前に4人の癌疑いの報道があったので注目度が高かった。60人の席が満席だった。」「傍聴席の方はメモを取ったり、静かに聴いていた」

TEL解説:ジャーナリスト藍原寛子さん
「一回目の調査でこの4人が分からなかったのは見落としじゃないかという質問があったが、鈴木教授は見落としではないと否定した」

TEL解説:ジャーナリスト藍原寛子さん
「委員の先生方のやりとりで驚いたのは、この前、環境省の住民の健康管理のあり方に関する専門家会議の中間とりまとめがあったけど、東京から来ている清水先生から、健康調査検討委員会との関係性はどうなのという質問があったこと」

TBSラジオ・原発担当:崎山敏也記者
「全体を包括するような連携がない」

TEL解説:ジャーナリスト藍原寛子さん
「浪江町から避難してきた方から話を伺ったら、本当に県民の為になる調査になっているのか、モルモットになっているのではないかと言っていた」

ここから荻上チキ氏が解説をするのですが、門外漢な彼の話はいいので、崎山さんの話を聞かせてほしい、というのが正直な感想です。

ラスト、崎山記者の選曲
TBSラジオ・原発担当:崎山敏也記者
「私も聴きに行ったんですけど、中山忍・河田純子・田山真美子の3週間限定ユニット「楽天使」の、天使たちのシンフォニー」

基本的に2巡目で4人の癌疑いは事故の影響なのかという事はオミットした解説でした。
小沢一郎氏がゲスト出演した時もそうでしたが、事故の影響はないというのが、チキ氏と崎山記者のスタンスなので、そちら方面の話はなしです。藍原さんからもそっち方面の話はされたくないので、検査、検討委員会の制度設計に問題があり、県民に寄り添っていないのではないかという方向で話を訊いていました。
ちょっと、消化不良の感がある取り上げ方でした。

そして、最後にOurPlanetTVの委員会と会見の中継のアーカイブURLを貼っておきます。

FTVが報じた分を追加します。 [ 2014年12月26日 12:30 ]
子ども4人が「がん」、「がんの疑い」 2巡目検査で判明(福島14/12/25)

NHKが報じた分を追加します。[2014年12月29日 13:10]
2回目の検査で「子ども4人にがんの疑い」

TBSが報じた分を追加します。[2014年12月31日 00:50]
福島 子ども4人、2回目検査で「甲状腺がんの疑い」

そして、26日に各紙が報じた記事です。 [ 2014年12月27日 00:00 ]
放射線影響考えにくい 前回異常なしの4人がん疑い 従来の見解を維持 | 県内ニュース | 福島民報
「魚拓」

「放射線影響考えにくい」 2巡目検査・甲状腺がん4人疑い(福島民友新聞) – Y!ニュース
「魚拓」

「がん・疑い」4人 福島県民甲状腺検査2巡目 | 河北新報オンラインニュース
「魚拓」

甲状腺がん、新たに4人疑い
福島県「被曝の影響考えにくい
がんの疑いと判断された4人は事故当時6~17歳。うち2人は1巡目は何もなく、残り2人は1巡目で5ミリ以下の結節などがあった。
25日の県の検討委員会では、国立がん研究センターの津金昌一郎氏が「4人のがんは1巡目で見つからなかったなど複数の可能性がある。まだ2巡目の途中で結論は出せない。慎重に評価すべきだ」と述べた。
(大沼ゆり)
朝日新聞 2014年12月26日
29面の社会面に掲載分より引用

朝日新聞、福島民報、福島民友ともに、1巡目での見落としについて言及されたことを報じる。また、これについて、県立医大の鈴木教授は見落としを否定したことについては触れていない。
ところで、この記事が朝日新聞デジタルにUPされていないのは何故なのでしょうか?
多分、後日UPされるのでしょうが、注目度が低いようです。

(あべひろみ)

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