© 認定NPO法人 ふくしま30年プロジェクト All rights reserved.

「お買いものプロジェクト」で一番高い検体
お買いものプロジェクトで一番Csの測定数値が高い物が出ました。
上の写真にある「ハナイグチ」というきのこです。
山形県の直売所で購入した物ですが、常温のまま一週間が経過しているので
既に腐って茶色い物質になり原型を留めていません。
腐っても放射能を測定するのには何も問題ありませんので、左の70ml容器に詰めて測定しました。
Ge半導体検出器で10800秒(3時間)測定した結果、
Cs-134 41.1±2.21Bq/kg
Cs-137 72.0±2.86Bq/kg
となり、合算すると基準値を超えてしまいました。
やはり、山から採取したきのこは福島県外でも気を付けねばなりません。
今回の原発事故を起こした原子力発電所が福島第一原発という名前のせいで、
あたかも福島県だけに被害があるかのように錯覚させられていますが、
地続きなのですからそんな筈はありません。
出来れば今後、福島県と接している地域の食品測定も進めたいと思います。
(あべひろみ)
【告知】オンラインセミナー『いかに人々が「科学的」に惑わされてきたか』
オンラインセミナー 福島第一原発事故後に周りから醸成された、今は非常時でないという「空気」への違和感を感じていました。また、行政に対して…

【告知:オンラインセミナー再配信】「福島第一原発事故の教訓を伝える」東日本大震災・原子力災害伝承館が本来担うべき役割とは?
2021年11月21日に開催した後藤忍准教授のオンラインセミナーの録画動画を再配信します。今回の再配信では後藤准教授の参加は無いので、11月…