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関西 母子避難から Fukushima に戻りました
1年間、関西に次男と避難して、3月末に福島に戻ってきました。
トータル的にいうと
楽しかった
なんて書くとちょっと非常識なのかな。
地震
原発事故
たくさんの不自由な生活
周囲の方との意見の相違
多くの夫婦が放射能の問題から、夫婦の問題へ
家族の問題へ
人間間の問題へ
生きることの意味へ
この2年間で 奥深いところの話になってしまったと
私は 思う。
関西で、沢山の避難者にお会いしました。
それぞれみんな立場が違うので、なんとも話を合わせるところを見つけなくては と、感じることも正直あったのも事実でした。
関西に避難しても不安の毎日を過ごしている方、
行政や東電をただただ憎んでいる方、
将来の子どもの発病のことにとらわれている方、
このことを理由にご主人と離れて暮らせて少し嬉しいという方、
日々の暮らしで精いっぱいで何も考えられない方、
この際だから、生まれ変わったつもりでと考える方、
どんな風に思っていても
いつまで
が、決められないために
また、迷路に入ってしまう。
避難が楽しかった私も、何回も迷路に入ってしまった。
どうしたらいいのか
どうしたいのか
なにも答えはでてこない。
いま Fukushima に戻り
どんなことを思うのか、思ったのか
また書いていきたいと思います。
e えみこ
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