郡山市の自家消費野菜等の放射能検査結果の4月分の結果から表を作成しました。
二本松市と同じく、たけのこの測定件数がずば抜けて多いです。ついで、山菜類というのも同じです。相変わらず最も高い数値を検出したのはコシアブラですが、こちらは1,563.2Bq/kgと4分の1の数値になっています。
全体では454件測定して、放射性セシウムを検出したのは169件、100Bq/kgを超えたのは42件でした。これらのほとんどは、シイタケ・山菜・タケノコで、検出した物のうち96%を占めます。
そして、シイタケは43%、コシアブラは76%が100Bq/kg超となっています。ほぼ、100Bq/kg超となった二本松市と比べると若干低い傾向になっています。ただ、郡山市の持ち込み測定の場合は採取地が市外の場合が多く、コシアブラについても17件中12件が市外なので単純な採取地の比較はできません。全体としては、市内で採取したものは342件となっていて75%を占めます。
他に、猪肉が4件ありますが、2件が100Bq/kg超となっており、963.5Bq/kgと361.3Bq/kgとなっています。

※茹でたものや灰汁抜きしたものも、合計しています

上にも上げたシイタケ、山菜や猪肉といった検体名を上げておきます。
この検体名をクリックすると、下の表の件体の欄までジャンプします。

・シイタケ
・コシアブラ
・タラノメ
・ワラビ
・コゴミ
・タケノコ
・猪肉

表は、破壊式と非破壊式(セシウム134とセシウム137それぞれを検出するタイプと合算で検出するタイプの2種)のデータを合わせています。その為、非破壊式ではセシウム各核種で数値が表記されていない検体があります。

(あべひろみ)