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福島で桃関連の製品といいますと以前から測定している「桃の恵み」の他に「伊達の蜜桃」というジュースと「桃の涙」というリキュールがあります。
そのうち「桃の涙」は2013年3月5日の福島民友によると2012年3月から販売を開始したとなっていて、早い話が余った桃を活用した製品のようです。

余った桃を使用しているとなると「桃の恵み」の例からいってもそれなりのCsの数値がありそうです。
2011年産の桃であれば、30Bq/kgとまではいかずとも10Bq/kgは超えるでしょう。
また、2012年産であれば元々低い数値の上に日本酒で割ってあるのでかなり低い数値が期待できます。

 
これが「桃の涙」です。
白をベースにしてピンクを要所にあしらったデザインは清潔感もあるし、好印象です。
ただ、金色の「被災地支援」というシールが全体のラインを崩していますがそれはしょうがないですね。
それでは、測定してみました。

 
Ge半導体検出器で3600秒(1時間)測定。

      Cs-134 4.46±0.57Bq/kg
      Cs-137 11.6±0.85Bq/kg

以前測定した2011年度生産の「桃の恵み」はCs合算27.2Bq/kgでした。
今回の「桃の涙」は日本酒、オリゴ糖と混ぜて合算16Bq/kgです。
この数値からいって原材料に使っている桃は2011年度産の可能性が高いです。
まだ、2011年度産の桃を使用しているのか?
もしくは結構前に作られたロットがまだ残っているのかもしれません。
それならばと製造月日を確かめる為に箱、瓶のラベルを見たのですが「表示事項は容器に記載」
としか書いていなく、見やすいラベルには記載されていません。
 
※検索したところ、清酒には製造年月の表示義務がありましたが、リキュールにはありませんでした。(3月10日追記)
 

 
この「桃の涙」は2011年度産の桃を使用した「桃の恵み」のほぼ半分のCs数値ですがお酒ですから一回に飲む量としてはこちらの方が多いのではないでしょうか。
Csの経口摂取は積算した量で考えなければいけませんので、液体で16Bq/kgというのはやはり注意しなければならない値です。
参考として、一緒に買った日本酒と「桃の恵み」以外の桃ジュースも測りました。
「さくら八重にごり酒」と「伊達の蜜桃」です。

 
こちらの測定結果は…。

 
「さくら八重にごり酒」は不検出、「伊達の蜜桃」は2012年度産の「桃の恵み」と同程度の5.67Bq/kgでした。
やはり、日本酒は米の精米歩合からいっても会津産の米であれば検出はされないでしょうし、
2012年度産の桃なら5Bq/kg程度の数値になるのでしょう。

最後に箱に書いてある「涙」の物語。

確かにいい話ですが、それとこれとは話が別です。
この数値での飲酒はお勧めできません。
せめて、2012年度産以降の桃が原材料になってからでしょう。
その時はまた、再測定したいと思います。

(あべひろみ)

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