原発事故以来、ふくしま30年プロジェクトの目的は、放射能測定を手段として、東京電力福島第一原子力発電所事故によってもたらされた放射能被害を、恣意的な情報に惑わされることなく、自分で判断し行動するために測定データを蓄積公開し、放射線防御のための情報を発信することです。そして、弊法人が幹事団体として参加する「みんなのデータサイト」から昨年発行した『「図説」17都県放射能測定マップ+読み解き集』は、前述した弊法人のミッションを具体的な形にできるまたとない機会でした。
この書籍に収められている福島県マップでは、県内407カ所の土壌の放射能測定のデータが使用されています。407件のうちの8割ほどのデータは、ふくしま30年プロジェクト独自に県内を回って採取・測定を行いました。「みんなのデータサイト」全体で企画された土壌測定でしたが、弊法人が発足した基本に立ち返り、自分で判断し行動するための測定データの収集にあたりました。
また、2020年からは再び土壌測定に注力していきます。自治体の除染は一通り終了となりましたが、実際には抜け落ちた箇所が多数あるのも事実です。ふくしま30年プロジェクトは、それらの地域の測定を進めていきます。そのためには、ひとりでも多くの仲間が必要です。ぜひキャンペーンへのご参加をお願いいたします。

福島県マップ

みんなのデータサイト「東日本ベクレル測定マップ」より

キャンペーン期間：2019年12月1日（日）～ 31日（火）
目標 ： 50万円

＊ふくしま30年プロジェクトへの寄附は、確定申告時の寄附控除の対象です。

＜ご寄付お振込先＞
1.東邦銀行
【店名】　　 本店営業部
【店番号】　 101
【預金種目】 普通預金
【口座番号】 3738380
【名義】　　 NPO法人ふくしま30年プロジェクト 理事長佐原真紀

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