国が示す、放射能についての一般食品の出荷基準は1kgあたり100Bq(ベクレル)を超えないものとなっています。また、不検出とは「0」を意味するのではなく、測定時間や検体の容量といった条件で検出しなかったことを表わしています。
　福島県内の自治体が行なっている「市民からの持ち込み放射能測定」の場合、多くは検出限界値を1kgあたり20Bqから25Bqとしています。そのため、自治体の測定では不検出となった検体も、ふくしま30年プロジェクトで測定した場合は、検出限界値を1kgあたり1Bq以下としていますので検出することがあります。