※01 分断
 金銭面については避難区域を同心円状の半径20kmで区切ったために、そ
れに対する賠償額に差がつくことになった。伊達市霊山町や南相馬市等で
の避難勧奨地点も地区ではなく世帯ごととしたため、同じ地域で賠償の有
無が発生した。結果的に地域のコミュニティーの破壊へと発展することと
なった。
 また、放射線の健康への影響についても、家族の中で考え方の違いが発
生した。避難区域外での避難について夫婦間での意見の相違から離婚へと
発展することもあった。
 一度避難した人が戻ってきた場合、避難しなかった人に対して「逃げた」
という後ろめたさを持ち、元のコミュニティーに復帰できないこともある。

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