お知らせ情報

アーカイブ

放射能測定支援

未来の福島こども基金
未来の福島こども基金

株式会社カタログハウス
週刊通販生活

プレマ株式会社(プレマ基金)
プレマ株式会社(プレマ基金)

福島県有機農業ネットワーク
福島県有機農業ネットワーク

市民放射能測定データサイト
みんなのデータサイト

© 認定NPO法人 ふくしま30年プロジェクト All rights reserved.

201212/19

福島市の学校給食用米飯



年明け1月から福島市内の学校給食用の米が市内産に切り替わるそうです。
全袋検査を含めて5回測定するという事ですが検出限界Cs合算20Bq/kgで3回測定、Cs合算10Bq/kgで1回測定という事です。
上の図はCRMS福島で測定した今年度産の玄米、精米の測定値です。
昨年に比べるとJAや行政の検査体制が整った為ここでの測定数が10分の一近くに減っていますので福島市全域のデータとなっていません。
ごく一部の参考例と見てもらうしかありませんが、合算20Bq/kg以下でもこれくらいは含有しているというのはわかると思います。
これを高いとみるか低いとみるかはそれぞれですが、ND(不検出)というのは「0」では無いという事はわかると思います。
そして合算19Bq/kgと合算2Bq/kgでは開きがあります。
お米は主食であり、食べる量は他の食材とは違います。 同じ合算20Bq/kgでも、食べ盛りでご飯を一日500g以上食べていれば半分の10Bq/kgを体内に取り込む事になります。
白菜やホウレンソウが同じ合算20Bq/kgだとしても食べる量はご飯には到底及びませんので、それら副食とは別と考えるべきです。
せめて主食については水と同じ基準にすべきと個人的には思いますし、今回の給食用のお米にしても給食センターで使用する測定器「AT1320A」であれば検出限界以下の数値も参考値として出すのですから、検出限界以下の中でも出来るだけ低い物を提供すべきではないでしょうか?。
最後にICRPが出している体内に取り込まれたCsがどのように蓄積していくか、排出されていくかの資料を上げておきます。


(あべひろみ)


Share Button

関連記事

告知

【告知】1月28日開催オンラインセミナー「原発災害と研究者 -チョルノブィリ原発事故(ウクライナ)の研究者が見つめた日本の原発災害-」

ロシアのウクライナ軍事侵攻により、ニュースでチョルノブィリ(チェルノブイリ)原発の名称が流れ、あらためて、かの原発がウクライナに所在すること…

202210/27

【告知】12月17日開催「東日本大震災・原子力災害伝承館/とみおかアーカイブ・ミュージアム」日帰り見学ツアー

NPO法人ふくしま30年プロジェクトは2022年12月17日(土)に、「東日本大震災・原子力災害伝承館」及び「とみおかアーカイブ・ミュージア…

告知

【告知】オンラインセミナー「原発事故とジェンダー  誰が事故の被害を語ることができるのか」

下記リンク先では、地域の声を把握するためには世帯単位の「戸」ではなく、個人単位の「個」へのアンケートの必要性についての論考が述べられています…

告知

【告知】オンラインセミナー「伝承館は原発事故の教訓をどう伝えていくのか?」

原発事故の教訓を継承する施設として 事故の教訓をどう伝えていくべきか。 福島第一原発事故の教訓を後世に伝えるための展示施…

20223/1

Yahoo!ネット募金を始めました。

Yahoo!ネット募金 福島原発事故の経験を子どもたちに伝え、 放射線の影響から身体を守れるように …

ページ上部へ戻る
Translate »