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20131/26

食について Vol .1

今回の福島での原発事故を受けて、食について学ぶことになった事は恐らく必然であったのだろう。

入口はK先生の一言からであった。



K先生『君たちは原発事故が起きたとき、甲状腺を守ろうとした。その時、何をした?』

私   『実際にはヨウ素剤が配られませんでしたので、昆布やワカメを食べるとよいと言われ食べていました。』

K先生『なぜ昆布やワカメを食べると甲状腺を放射性ヨウ素から守れる?』

私   『甲状腺を栄養で満たしておけば放射性ヨウ素の入る隙間が無いからだと聞いています。』

K先生『では何故君たちは、セシウムに関しては体に取り込まないようにしないんだ?』

私   『・・・・・えっ、そんなことが出来るのですか?』



これが始まりであった。

人間が放射性セシウムや放射性ストロンチウムを体内に取り込んでしまうのは、体に必要なミネラルと錯誤して取り込んでしまうと言われている。

そしてミネラルというものを体は『贅沢吸収しない』ともいわれる。

贅沢吸収とは脂肪分のようにどんどん下腹部に蓄積されたりせず、体内において器が決まっていて飽和値があり、必要以上には吸収しないということである。

つまり体の中をミネラルで満たしておけば放射性物質の経口摂取による吸収を軽減出来るというのである。

これには驚いた。

以前より肥田俊太郎先生のお話などを伺っており、発酵食品や日本人の本来の食事を摂ることで放射能に負けない体が作れるという知識はあったが、ピンときていなかった。

そういう事だったのか!と目から鱗であった。

先生が仰るにはポイントは『玄米』であった。

なにか、以前より健康志向の有機農家の方々に散々言われていた気がした。

そのときは、どんだけ健康に気を使っているのか?騒ぎ過ぎではないか?

と思っていた。

まさに現在私が放射線について危険性を訴える中で多くの方たちにウザいと思われている状況に近いのもだとおもう。

市民団体の活動がウルサイという気持ちはものすごくわかる。

が、この瞬間にも、アプローチ次第で自分でさえも気づきがあることを実感した。

ファストフード、ジャンクフードで出来ていると言っても過言ではない程の私が目覚めた瞬間であった。



あらゆる食品の中で玄米ほどミネラルが豊富でバランスのとれた食品は無いようである。

K先生が仰るには5分搗きの玄米を食べていればよいという事である。

そのままの玄米では半年と続かない。

余程、顎が強く、消化する胃腸が丈夫な人でなければ続かないそうである。

5分搗きにすると、糠を守るエナメル質を薄く削り取ってくれるので、消化のストレスを軽減してくれるそうである。

さらに、ミネラルをたっぷり与えられて育った有機米は糠の栄養分がふんだんに存在するため、さらにエナメル質は薄く食べやすいようである。

たしかにK先生宅でご馳走になった玄米は、とても軽くいただけたのである。

K先生曰く 『食事をした後、横になりたくなるのはお腹がいっぱいだからではない。それだけ消化にエネルギーを使っているからだ。消化を助けるための味噌や漬物といった発酵食品も同時にとるべきだ。』

とも仰っていた。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく

(あべのぶゆき)
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